宗教依存の定義

ここでは、宗教依存症とは何かを「宗教依存症の定義」として下記にまとめました。


宗教依存の定義

  • 所属する宗教の神仏や教祖に依存し、その教義によって心理的に拘束、閉塞状態となる。その結果、人間本来の自由意思や創造性がなくなり、物事の因果関係や判断が妄想的となる。
  • 行動面では、その宗教で課せられた日課とする行(ぎょう)や宗教活動の奉仕をすることが強迫的になり、生活上の最優先課題となる。それが社会生活上の人間関係、職業、経済状況を侵食し瓦解の危機にあっても無自覚となる。

(リリースカウンセリングLabo)

これは、リリースカウンセリングLaboが独自に表した定義です。

 

宗教依存の傾向

宗教依存という言葉はまだまだ聞きなれない言葉かもしれません。一般的な依存症の書籍の中にはまだ数えられていないものです。宗教依存そのものに、アルコール・覚せい剤等の薬物依存に匹敵するような物質依存はなく、どちらかといえば対人・行為依存の要素を持っています。

そこで宗教依存を知る上の一つの手がかりとしてリリースカウンセリングLaboで「宗教依存の傾向」としてまとめましたので、参考の為にご覧頂いてご自身に当てはまるかどうかをみてください。

 

あなたは宗教依存になっていませんか?
  • 自らの考えや判断ができなくなり、本来自分がしなければならない判断を、その宗教の教祖や霊媒のお告げなどに頼り、いうがままに従うようになる。
  • その宗教の決められた修行や教えに沿わないことをすると運勢が下がったり、禍(わざわい)がもたらされる、またはバチがあたるのではないかと、不安と恐怖感で一杯になる。
  • 所属する宗教団体以外の人間関係を持たなくなり、またそれ以外の人は布教・勧誘対象となって、本来の自分自身として心を開く関わりができなくなる。
  • その宗教以外の人に対しては、心理的に優位になっているので、助言や忠告などがあったとしても耳を貸さなくなる。
  • 所属する宗教団体でのボランティア活動が多忙になり、日常生活(仕事・家庭・子育て等)を犠牲にするようになって、仕事や家族、その周辺へ歪みや悪影響が起きていても本人は宗教活動へ没頭していて眼中になく無自覚である。
  • 宗教団体から販売される高額な物品や修業代等を家族に無断、または周囲の反対を押し切って購入し、または購入するための借金をするようになる。

苦しみから解放させるはずの宗教が・・・

宗教には世界の四大宗教をはじめとして、そこから派生した宗教や新興宗教、また道祖神に対する信仰や街の霊媒師に至るまで、さまざまな「神」を背景にして人を救いに導くとする多くの宗教団体と教えがあります。

・人間はどこから来てどこへ行くのか?
・私はなぜ何のために生まれてきたのか?
・本当の幸せとは?
・どのようにすれば心の安らぎが得られ幸せになれるのか?
・今抱えている問題、なぜこのような苦しみに合っているのか?

宗教はそのような疑問の数々に神の理(ことわり)をもって応え、救われの道を示しています。その中には人間の生きる道、「どう生きなければならないのか」「どのような心掛けをもって、何を成してゆくことが大事なのか」など、それぞれの宗教が独自の教義と修行法をもって説いています。

それらに触れて心が洗われ安らかになったり、心がけをあらためられたり、明日への生きる指針を得ることができたとしたら、それはまさしくその宗教のおかげと感謝することができるでしょう。

ところがそのように私たちの心を正し、さまざまな心の苦しみや現実の苦難から解放する宗教であるはずなのに、その宗教の団体に属し信仰すること自体が悩みや苦しみの原因のひとつ、または原因そのものになっている人が多くおられます。

それは所属する宗教団体が、あからさまな霊感商法などをするような団体でなく、比較的穏健で良心的な教団であっても心に息苦しさを感じたり、人間関係や家族の不和の原因で行き詰ってうつになってしまう方がおられるのです。

リリースカウンセリングLabo【RCラボ】では、そのように宗教を信仰して教団活動をしながらも、アルコール依存症のように宗教に依存してしまうあまりに自分自身の心と現実が苦しい方、宗教依存症と言える方に対して、カウンセリングを提供しています。

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